風邪とG.Wで二週間も保育園を休んでしまった娘。
だんだんと「保育園いかな~い」と言うようになってきました。
娘に保育園に行ってもらう理由を何度も説明しても
「いや、いかない」の一点張り。
刻々と時間は迫りもうすぐ出勤しないと
予約の方がいらっしゃる!と焦る私。
とうとう…
「じゃ、ちょっとご挨拶だけしに行こう」と嘘をついてしまった日。
教室に入って保母さんに耳打で
「朝からぐずってます」
保母さんもすぐに察してくれて
すぅ~っと娘を私から離し
その隙に教室を出た途端
すごい泣き声とドアを叩く音がしました。
「おかぁ~ちゃん!おかぁ~ちゃん!」
バンッ!バンッ!
その声は一番激しい時の泣き方で
滅多に聞かない声。
悲しいのと、私につかれた嘘が悔しいのと、突き放されたようなショックが
入り混じった声でした。
どうしようか、やっぱりこのまま連れて帰ろうか…と迷っていたら
他のお母さんが教室から出て来た時に
「先生に抱っこされてもう落ち着いてた様子だよ」
とおしえてくれました。
後ろ髪ひかれる想いでしたが
そのまま出勤しました。
いろんな先輩ママの言葉を思い出しました。
その中には入園させるかどうか迷っていた私に
「迷うぐらいなら入れない方がいい。絶対に泣かれる日があるから
ちょっとでも迷って入れてしまうと絶対に自分のことを責めてしまうから」…と。
全くそのとうりだとつくづくおもいました。
今日ついた嘘を娘はずっと許してくれないんじゃないだろうか…
今日は迎えに行っても笑ってくれないんじゃないだろうか…
次の日、その次の日も泣かれましたが
だんだんと泣き方が落ち着いている様子。
そして今日は
「保育園行くわ~」と自分から言ってくれました。
きっと我慢してくれることが多いんでしょうけど
とりあえず一山超えれました。
私はいつも子供に助けられているような気がします。
母親の私のしたことがこのまま心の傷として残ったらどうしようって怖くなってしまうけど
きっと、子供の方がたくましいんでしょうね。
せめて子供と話しをする時は、名前を呼ぶ時は
自分の中で一番優しい声で
受け応えしようと決めました。
(食事の時は必ず怒ってしまうんですけど…)