小学生のころに読んだ ”モモちゃんとあかねちゃん”シリーズ。
最近、電車の中吊り広告で 酒井駒子さんの挿絵でリニューアルとあり、
「これは絶対買わなくっちゃ!」と思っていたところ…
お客様と本の話題になり、”モモちゃん~”の話しに。
私自身は3話くらいまでしか読んでいないのですが、
このお客様はもっと続きを読んでいらして今でも大切に本棚に並んでいるそうです。
本の装丁の話しになるとちょっと内容がずれていて…確認すると
その方は小室一郎さんの人形が使われた表紙で
私は文庫本でした。
この本はホントにお勧めです。
子供の頃に読んでワクワクした覚えがありますし、
実際、子供に読んでいても毎晩楽しみにしています。
一晩一話づつと約束していますが、読み終えると必ず
「もういっか~い」とせがまれます。
主人公のモモちゃんがお母さんの事を怒ってお空の上に行ってしまい、
でもやっぱりお母さんが恋しくて泣き出すと次女も一緒に泣いていました。
さすがに泣くまではいかず、先を知りたい長女が「お母さん、はやく!はやく読んで!!」
シリーズは6冊あるのですが、どうやら半ばあたりから影のある話になります。
作者の松谷みよ子さんご自身が離婚をされており、
それを子供さん達に伝えたかった為にこの本を書かれたと…そのお客様に教えていただきました。
暗い話しならこの先を読むのにためらいますが
自分が全く覚えていないのと、楽しいお話としか記憶になかったので
まぁ、大丈夫かな?と。
(ただ、私が泣かずに読めるのかしら?と不安。)
去年あたりから、寝かし付けなくとも姉妹で寝てくれるようになり私はとても楽になりました。
でも、寝かし付けをさせてくれるのは今の内だけです。
児童書や絵本を読んで聞いてくれるのも今のうちだけでしょうし、
かわいいのも今のうちだけ?かもしれません(笑)