目の前に配られたカブトムシとクワガタ。
「コレ、やっぱり触らなあかんの?」
先日、京都の漫画ミュージアムにて開催された
養老孟司氏の夏休み昆虫教室に参加してきました。
我が家は女の子二人。もっと幼い時ならともかく、今はあんまり虫に興味ナシ。
しかもその日は町内のプールのある日。
何故、こんなに必死になるかと言うと…親は是非、養老孟司氏に会ってみたい(少なくとも私は)
でも参加の条件として子供の参加が絶対で親は悪魔でも付き添いなのです。
強敵(プール)を相手になんとか説得に成功。
虫を触るのに初めはものすごく躊躇しました。なぜなら虫を触るのは人生初。
隣の主人と次女はなんのためらいもなく触ってる…。しかもけっこうしっかりと。
ピンセットを使ってひっくり返したりしてるのは私と長女だけ…。
これはイカン。この場に来てまでこの態度は絶対よくない。
それにスッタフの方から
「はい、それでは虫の足を広げてくださ~い。」と指示があり…
ピンセットでは絶対にできません。
意を決して素手で触ると…けっこうおもしろい。しかも私、ちょっとうまいかも?
触ってるみて初めてわかることもあり…
ミイラ化したクワガタとカブトムシの手足はクワガタの方が柔らかい。
養老孟司氏ほど人生は豊かではありませんが良い経験をしました。
小さい時から虫が大の苦手でしたが、同氏の本を読んでから少し怖くなくなっていました。
やはり正体不明のモノがわらわらと動いていると ”不安=恐怖” ですが、
わかると ”安心” なのでしょうね。
途中、カブトムシの足が折れるとボンドでくっつけて補修するのですが
次女が「たけしさ~ん」と言って助けを求めに行ってたのでビックリしました。
ご本人に聞こえたかどうかわかりませんが…。
とても楽しい一日で本当はもっと会場に残りたかったのですが子供達のビッグイベント
保育園の夏祭り(もう卒園してるのに!)があったので、急いで京都をでました。
子供にかこつけて…夏休み気分を味わった一日でした。
養老孟司氏と一緒に撮っていただいた写真とサインは家宝にしま~す。