昔に同タイトルの映画をずっと見てみたいな…と
いつも、映画情報をチェックしていました。
まだまだ若くて、まだまだ自分の時間があった頃です。
とても古い仏映画なので、小さな劇場もまめにチェックをしていたのですが見ることができませんでした。
去年、”崖の上のポニョ”を見るために検索していると、偶然にも上映している情報を見つけましたが遠方でわずが1週間しか上映期間が無かったので泣く泣くあきらめました。
でも、ふと入った本屋さんでこの本に出逢いました。
同映画を絵本用に書き下ろしたものでした。
男の子があかい風船に出逢います。
風船にセリフなどありませんが、男の子のことがとても好きでずっとついてくるのです。
学校にも、教会にも。
後半、少し悲しい部分もありますが
長女に初めて読んだとき、「パスカル、良かった。」と微笑んでくれました。
(パスカル=主人公の男の子の名前)
幸せな気持ちで眠れる絵本です。