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一生物

夏になると琵琶湖に面している町はあちこちで花火があがります。

大津の琵琶湖花火大会ほど大きくはありませんが、

地元でもお祭りがあり、花火もあがります。

混雑もなく迷子もなくストレス無しで子供と楽しめます。

 

花火

(写真が下手で申し訳ないのですが、湖面にも花火が映ってキレイでした。)

 

昼間は子供を対象にしたビンゴ大会などがあり、朝から子どもはウキウキです。

友達との待ち合わせは3時の予定でしたがそのだいぶ前から誘いに来てくれて大賑わい。

小学4年生女子4人 + 小1女子1人 …大音量でおしゃべりです。

 

昼の部が終われば、各自浴衣に着替えてまた集合。

長女はお友達と。次女は私と。

浴衣を着ようかどうしようか迷ったのですが

お祭りに行くこと自体、子供が幼いウチだけですからね…。

そのうち親は家でお留守番…。

花火は子供とそのお友達とそのまたご家族と一緒に見ました。

10年ぶりに着る浴衣です。

上手く着れる自信がなくて動画で夜中に猛特訓!

 

浴衣と帯

 

下駄

 

 

初めて自分で作った浴衣はあこがれのゑり善さんで。

(自分で縫ったのではないですよ。)

一生物のお気に入りの浴衣をつくりたくて反物選びから。

作った当時もとても満足でしたが10年以上経った今でも変わらずお気に入りです。

楽しいお買い物でした。

 

私の浴衣を見て長女が一言。

「お母さん、地味~っ!」

すかさず次女が

「おかあさん、かわいい~。」

………絶対にかわいいとは思っていないと思いますが。

 

世渡り上手な末っ子です。

 

 

 


初めての昆虫標本づくり

目の前に配られたカブトムシとクワガタ。

「コレ、やっぱり触らなあかんの?」

 

ヒラタクワガタ vs アトラスオオカブト

 

先日、京都の漫画ミュージアムにて開催された

養老孟司氏の夏休み昆虫教室に参加してきました。

我が家は女の子二人。もっと幼い時ならともかく、今はあんまり虫に興味ナシ。

しかもその日は町内のプールのある日。

何故、こんなに必死になるかと言うと…親は是非、養老孟司氏に会ってみたい(少なくとも私は)

でも参加の条件として子供の参加が絶対で親は悪魔でも付き添いなのです。

強敵(プール)を相手になんとか説得に成功。

 

虫を触るのに初めはものすごく躊躇しました。なぜなら虫を触るのは人生初。

隣の主人と次女はなんのためらいもなく触ってる…。しかもけっこうしっかりと。

ピンセットを使ってひっくり返したりしてるのは私と長女だけ…。

これはイカン。この場に来てまでこの態度は絶対よくない。

それにスッタフの方から

「はい、それでは虫の足を広げてくださ~い。」と指示があり…

ピンセットでは絶対にできません。

意を決して素手で触ると…けっこうおもしろい。しかも私、ちょっとうまいかも?

 

触ってるみて初めてわかることもあり…

ミイラ化したクワガタとカブトムシの手足はクワガタの方が柔らかい。

養老孟司氏ほど人生は豊かではありませんが良い経験をしました。

 

小さい時から虫が大の苦手でしたが、同氏の本を読んでから少し怖くなくなっていました。

やはり正体不明のモノがわらわらと動いていると ”不安=恐怖” ですが、

わかると ”安心” なのでしょうね。

 

途中、カブトムシの足が折れるとボンドでくっつけて補修するのですが

次女が「たけしさ~ん」と言って助けを求めに行ってたのでビックリしました。

ご本人に聞こえたかどうかわかりませんが…。

 

とても楽しい一日で本当はもっと会場に残りたかったのですが子供達のビッグイベント

保育園の夏祭り(もう卒園してるのに!)があったので、急いで京都をでました。

子供にかこつけて…夏休み気分を味わった一日でした。

 

我が家の家宝 その壱

 

養老孟司氏と一緒に撮っていただいた写真とサインは家宝にしま~す。

 

 


ほたる

引越しをしてから蛍を見に行っていないことに気付きました。

以前、親戚に伺ったところ

「伊香立の方に居るって聞いたことあるよ。」

 

その言葉を頼りに検索すると…出てきました。

融神社にある川沿いに蛍が生息しているようです。

 

初めて行く場所なので余裕をみて出ると早く到着してしまい

目印だった融神社にお参りすることにしました。

日没間近。ちょっと雰囲気あり。

長女がガッシリと私の腕にしがみついています。

 

 

蛍はほんとにこの場所で見れるかな…と思いつつ、

はじめは私達家族だけだったのが車が一台、二台と増えていき一安心。

 

それでもなかなか出て来てくれず…諦めはじめると

「あ、いた!」 と声がして、見ると一匹、二匹。

 

う~ん、もっと大群が見たいのだけど…

以前、浅井(湖北)に行った時はクリスマスツリーのようでしたし、

間近でもたくさん見れたのでついそれを期待してしまいます。

 

すると主人から携帯に連絡があり

上流の方はもっと居るとのこと。その場に居合わせた他のご家族と移動。

 

たしかに、たくさん居ました。

嫁ぐまで蛍を見たことがなかった私にとっては凄くありがたい環境ですが

初めから自然に恵まれている娘達にとってはそうでもなさそうな感じでした。

浅井の時の記憶が次女には無いので見せておきたかったのですが…。

 

大きくなって思い出してくれたら十分なんですけどね。